昭和ライダーファンならガッカリすること請け合い の巻


平成ライダー昭和ライダー ライダー大戦」をレンタルで見ました。
思ってた以上に酷いわコレ。
何と言ってもファイズがフラフラしてるのが・・
せっかくやる気をだして戦いに出るも、
幽霊草加登場で日和る>やっぱり敵に>Xに説得されあっさり味方に。
普通ならもう少し心理的葛藤を描写してもいい物ですが、なにぶん尺の関係か、ものの数分で行って帰っても繰り返すファイズに格好良さは感じられなかった。
またZXがバダンに潜入していて、後半実は暗闇大使に化けて探っていたのだー。
となるのですが、なにぶん暗闇もZXも同じ役者が演じているため、顔丸出しで視聴者にはモロバレ。
せめて、顔を隠したオリジナルの幹部なり戦闘員でいた方が、視聴者も楽しめたのではなかろうか?
物語途中でライダーを助けるかのような行動をとって、「あれこの人実は味方?」と視聴者に期待させた方がZX登場時は盛り上がったはずです。
そして最後のライダー同士の決戦であえて1号のキックを受けた鎧武ですが、「鎧武」本編で、インベスとはいえ元は小動物だったりを殺しまくってる鎧武が、野に咲く一輪の花を守るためキックを受けるとか、説得力が無さ過ぎる気がします。
観る前は6:4で期待値が勝っていたのですが、見事に10:0で観なければ良かった作品になってしまいました。
昭和勝利VerのDVDは中古で安く手に入るなら考えよう。

あ、そうそう、最後にエンディングでXこと町医者になっている神敬介が患者に「吐いてと言ったら(息を)吐いてださいね」>「じゃ、吸って」>目を診断。
の息を吐かせない流れは笑っていいのですよね。