ジョジョリオン感想#050「仗世文、その過去」 の巻


4月から四部アニメ放映に先駆けて、総集編シリーズが3月より発売となります。
と言う事はあわせて「ジョジョニウム」も四部が刊行されるのでしょうね、これで今年も仕事に頑張って励めそうですよ。
さて、本編では鳩の連れてきた彼氏田最環が敵で、東方家が大ピンチなのですが、一端仗世文の過去へと話はさかのぼります。
めぐる運命、そして吉良吉影とロカカカの実!
仗世文と吉良はどの様にして仲間になったのか?50話感想になります。

舞台は吉良の過去編からさらに遡った過去へ。
海辺に水着姿で寛ぐとある女性。
頭が痛いとパート先に休みの電話を入れましたが、どうやら常習らしくとうとう首になってしまいました。
言い訳はやたらと出てきますが、水着で海に遊びに来てる時点でアウトですね。
そんな時、自分の子供が海で溺れている事に気がついた女性。
しかも、その子供は他ならぬ仗世文だったのでした!?
パートへの電話から言い訳で解るように、自身にはとても甘く仗世文の事も煩わしくなって来た様子の母親でしたが・・
ギリギリの所で子を失う事が怖くなったのか仗世文を助けたのでしたが。

海中から引き上げられた時点で20分は経過して、心配停止で助からないと思われた仗世文。
溺れた事よりも後頭骨が砕けており、波に飲また時に海岸の岩で打ち付けたのが死因と担当女医・ホリーさんは理解した模様。
そして、息子のスタンド能力キラークイーンを治療に使ってくれとお願いしてきた!?
四部では殺人に使われていた能力が、今度は生かす為に使われる逆の使用は中々興味深いですね。
その名称も変わらず「キラークイーン」である事が判明。
血管内に入り込み血栓を破壊したのは超小型のシアーハートアタック!?
血栓を破壊した事で生きながらえた仗世文ですが、この場合のシアーハートアタックは温度を追いかける自動操縦型とは代わっているのかもしれませんね。

場面はスタジアムロッカールームへと変わり、ロカカカの樹を手に客と交渉をする大年寺山愛唱。
鮮度が重要であるため、樹木ごと運んでいると語る愛唱。
食べると「等価交換」で主に頭部にリスクが出ると注意し金を受け取った愛唱はロッカールームを後にする。
右肩を壊してメジャーに行けずに「故障者リスト入り」してしまったアー君。
絶望的な状況をひっくり返すにはこれしかなかった様だ。
結果「肩」は完全復活し、162Kmの投球を投げれるようになったアー君ですが・・
「等価交換」により下顎がボロボロに崩れ落ちるのでした。
これだと歯を食いしばって力を出したり、ヒーローインタビューとか出来なくなっちゃうんじゃしょうかね?

アー君復活の一部始終を盗み撮りしていた吉良、そしてソレを確認した仗世文。
この頃既にホリーさんの病気は進行しており、そのために果実を手に入れたい吉良に自身が今生きているのはホリーさんのお陰だと語り協力を申し出た仗世文。
かくして二人はコンビとなったのでした。
そして「果実」を盗むのはとてつもなく「危険」だが、盗まなければ問題ないと考えた仗世文。
目の前で木の枝を二つ折った仗世文だったが、発言していたスタンド能力で別の枝を「つぎ木」する。
「樹木の『細胞』がなじめば 枝にはその『果実』が育ってくれる」
「果実」そのものではなく枝を盗む事を考えた仗世文、枝の方なら「盗んだ事に気付かれない」と考えたらしいのだが果たして・・・。

枝を盗むため、ケースを抱えた愛唱を尾行する吉良達。
カレラの話しからはロカカカは手に入れたようでしたが、二人は岩人間の組織にたどり着いたのか?
そして定助はどの様にして誕生したのか?!

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