★平成の時代もまもなく終わりを告げようとしています。
そこで自身を形成してきた色々を振り返ってみようとまとめ始めたのですが、これがまた膨大で終りが見えそうに無いので、簡単に自身の思い入れのある作品の動画をカタログ的にまとめて見ました。
取り合えず最初はゲーム:FC(ファミコン)編です。
8ビットで目覚めたあの頃のボク達は、配管工のヒゲのおじさんと下水道でカメやカニ退治に明け暮れ、仲間を置き去りに氷山に登って野菜を採ったり、5重の塔の上で浚われた美女を助けたり、竜の魔物に支配された世界を救ったり、出世したのか配管工ヒゲのおじさんとキノコの王国を救ったり大忙しでした。
陳腐な言い回しですが、全てはここから始まりました。
当時ゲームといえばトランプ等のカードやすごろく等のボードゲーム、不良になると教育関係からは目の仇にされたゲームセンター。
更に携帯型でゲームウォッチやLSIゲームだったのですが、家のTVでゲームセンターの様なゲームが出来る事に子供達は衝撃を受けたのでした。
F1レース
アクセル連打でオーバーマッハだ!!
何故か私が始めて買ってもらったソフトで、今では特に車にも興味の無い私が何故これをねだって買ってもらったのか甚だ疑問ではあります。
でも当時の私は乗り物好きで、パッケージのF1が格好良かったんだと思いました。
時代の先取り?早食い大食い選手権!!
逆に兄が買ってもらったのがアーケードでも人気だった「パックマン」でした。
黄色いドットを全て食べつくすとクリアで、ステージが上がる毎に敵のスピードが上がるだけで、ステージもまるで代わり映えしませんがあの当時はスコアを競い、ボーナスアイテムを取る事を友達と競い合っていましたね。
鉄の板は何発撃っても壊せませんよ。
ゲーセンに通うようになってから「ゼビウス」はアーケードで大ヒットした作品というのを知りました。
幼少期は父親としょっちゅう家電量販店やホームセンターに出かけていた(特に興味は無かったですが、大人が買い物する所に行くのが楽しかった)私ですが、その時に父親が一つソフトを買ってくれるという事で購入したソフトです。
「ギャラガ」のステージ固定に馴染んでいた私達兄弟にとって、ステージが変化するのは新鮮で夢中になって遊びました。
何故か当時はスタートの音楽がツボで始めるたびに兄弟で笑っていましたね。
シルビアは襲ってきません、あしからず。
ジャッキー・チェンの同名映画を題材にしたゲームで任天堂のイメージの方もいらっしゃるとは思いますが、製作はアイレムで後に続編がアイレムからFCで発売しています。
まだまだこの頃はステージクリアよりも、得点をどれだけ取ったかが自慢できるポイントでした。
キックは100点パンチは200点なので、上手い人はボス戦意外は殆どパンチで攻略しているのを羨望の眼差しで見ていました。
全5ステージのループですが、何回クリアしても最終的に助けるヒロインのシルビアは襲ってこないのでご安心下さい。
特定のキャラ使用禁止はこのゲームから?
Kinnikuman - Muscle Tag Match (FC)
FCでの既存のキャラクターを使ったゲームは「ポパイ」が元祖ですが、FC世代のゲーム小年からすると週刊少年ジャンプで人気の「キン肉マン」がゲームに!!
しかも二人まで選んで対戦まで出来るとなると、やらないわけにはいけませんでした。
最初は普通のプロレスゲーなのですが、ミートくんが投げる命の球を取るとそろぞれ超人に準じた必殺技が仕えるのですが、全国の家庭でブロッケンマン使用禁止が出るのもそう遅くは無かったと記憶しています。
我が家では買ってもらったその日、兄からブロッケンマンの毒ガスハメをされ涙で枕を濡らしたのも良い思い出です(?)
お姫様を救出して宿屋に泊まると・・
週刊少年ジャンプの企画から始まった事は意外と知られていない「ドラゴンクエスト」
現在も続く日本を代表するRPGです。
同級生の友達が家に持ってきて一緒に遊んだのですが、初めてのRPGに私はそれこそライデイン打たれた衝撃でした。
今までのゲームは自分がキャラクターを操作して、やや客観的に感じる所があったのですが、「ドラゴンクエスト」はまず自身の名前を決める所から始まり、いわばゲーム中にいる自分自身を作るということに感動しました。
今でこそ全ての事をコマンドで行う面倒臭さはありますが、ゲーム少年にゲームの中へ入り込む感覚を与えてくれた衝撃は計り知れません。
因みに世間で「ドラゴンクエスト4」が発売されると噂が出始めた頃、落とし玉で「ドラゴンクエスト1」を新品で購入し、友達からたしなめられましたが、それだけ私は原点の「ドラゴンクエスト1」が好きだったのを付け加えておきます。
ヒゲのおじさん世界を救う。
「テニス」で審判やったり配管工でカメやカニを退治したり、コングを倒して美女を救ったり、ビルの解体もやっていたヒゲの配管工のおじさんは、タイトルにスーパーをつけてボクらの元へと帰ってきた。
この作品が登場するまでにもアクションゲームは多々ありましたが、此処までステージが変化に飛んだ作品は無かったのではないでしょうか?
土管に入ったりブロックから伸びたツルでのショートカット、隠しブロックによる1UPアイテム、果ては一気に先の面へと進めるワープゾーン等、今までのゲームに無かったギミックでボク達を夢中にさせてくれました。
当時のブームは物凄く、子供が読む雑誌は勿論ですが、大人が読む写真週刊誌でもマリオのステージ攻略が掲載されており、面白いゲームは大人も子供も関係無く夢中にさせる物と教えてくれたのでした。
これ以降、配管工でヒゲのおじさんは医者になったりクッキー焼いたり、カートでレースしたりと任天堂を代表する八面六臂の活躍で今も現役バリバリなのでした。
ロックマン2 Drワイリーの謎
キャラの見た目の割りに、漂う血と硝煙の香り
Rockman 2 - Dr. Wily no Nazo (FC) | Approach 1
私が始めての「ロックマン」は2からで、2>1>3>4~という流れを辿っています。
これは私が今も愛してやまないカプコンのタイトルですが、手塚治虫の「鉄腕アトム」の様な家庭用ロボットロックマンが生みの親Drライトに自らを戦闘用に改造してもらい、悪の科学者Drワイリーの手によって作り出された8対のロボットと戦うという、なんとも男の子なら燃える世界観で一気に虜となりました。
またシリーズでゲーム少年達を夢中にさせたのは「キン肉マン」の超人募集宜しく、自身がデザインしたロボットが敵キャラとして登場する、「ボスキャラクターデザイン」が開始されたのはこのタイトルからでしたね。
「スーパーマリオ」がわりとアドリブでもなんとかクリアできるアクションに対し、こちらは死んで覚えるシビアなステージ設定。
しかし敵の倒して装備を自身の物としたり、途中に送られるアイテムで数多の屍を超えて見事ワイリーを打ち負かした時は感動でした。
個人的に一番残念なのは、マリオと同じくカプコンも代表キャラとしてあらゆるジャンルのロックマンが登場するゲームが発売されていますが、どれもマリオの足元にも及んでいない悲しい現実・・・
バリアは無い方がクリアし易いぞ。
今ではシューティングといえばFPSで舞台が戦争の物が主流ですが、FCが人気の80年代当時は戦闘機を操るシューティングが主流で、FCでも人気ジャンルでした。
そんな中満を持して登場した「スターソルジャー」は様々なバリエーションの敵をバリバリと撃ち倒す爽快感と、「ゼビウス」であった隠し要素を探してのスコアアタックに、ゲーム少年達は夢中でAボタンを連打しました。
現在では対戦ゲームでの大会が有名ですが、この頃のハドソンはキャラバンと題して全国を回りスコアアタックの全国大会を行っていました。
因みにこのゲームを題材に、当時人気だったゲーム名人でハドソンの社員の高橋名人と毛利名人がスコアアタックで対決するという今では考えられない映画が公開されました。
「ファミ通DVDビデオ ファミコン生誕20周年記念 ファミコンのビデオ」で見ることが出来ますよ。
今でもネタにされるバイクを指で止めたり、スイカを16連射で割る格好良い高橋名人の姿を見よう!!
ジャンルは違うけど好きなキャラを集めたゲームがしたい!!
そんなゲーム小年の無茶な願いにコナミが見事に答えてくれました!!
オリジナルキャラのコナミマンとコナミレディを主人公に、大魔王ワルダーに捕らわれたゴエモン・シモン・フウマ・コング・マイキー・モアイの6人を助け、ワルダーの野望を砕くアクションゲームとして登場。
個性の異なるキャラクターを、ステージや敵ごとに交代してクリアを目指す実に良く練られたゲームでした。
全員を救い出してワルダーの元へ向かうステージは、まさかのシューティングステージで、「グラディウス」のビッグバイパーか「ツインビー」のツインビーを自機として選べるという演出に、ファンはニヤリとさせられました。
FC全盛期のコナミは「魂斗羅」や「悪魔城ドラキュラ」、「グラディウス」や「ツインビー」と難しいながらも楽しめるゲームを発売していたのに・・・
今は音ゲーとウイイレだけ、「合言葉はBEE」とか「権利・権利」とやってた辺りから変わっちゃったのかな。
そういえば「合言葉はBEE」で思い出しましたが、当時後輩と声優さんのイベント行っていたのを思い出しました。
イベントCDが発売されており、冊子の神戸でのイベント風景に小さく写ってるのを思い出し穴があったら入りたい・・・でもこの時は楽しかったんですよ!イベントで知り合った人とかと話したりとか、あの頃ほど情熱を燃やしてた自分には戻れないだろうなぁ。
一応「ゲーム:SFC 編」に続き・・ます?
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