表紙&巻頭 :「ワンピース」
カヴァー読切 :「ワンピース」Boichi
最終回 :「火ノ丸相撲」
綴じ込み付録 :「ワンピース」特製千社札シール
★今週の「ビーストチルドレン」の終わり方が、次週では既に仲間が揃ってこれからだENDになりそうで、不安しかありません。
ワンピース
クィーンがまったくいいところ無しの扱いだったけど、クィーンが作った疫災弾がそら恐ろしい程のインパクトを与えてますね。
疫災弾に犯された囚人を自ら体を張って止めるルフィ。
効いてはいるみたいですが、マゼラン戦から多少の耐性は出来ているのかもしれませんね。
やっぱりルフィは単独行動しているほうが格好良いなぁ。
このルフィさんは、ドフラミンゴ倒した時の凄みがあって抱かれても良い程の格好良さがあるります。
そして何か特別な力でもあるのかと期待させたババヌキさんでしたが、秘策は疫災弾より強い疫災散弾で、それも放とうとした瞬間象の鼻を縛られ発射できずに自爆・・・
まさに名前の通り自らババを引いてしまいましたとさ。
決戦八日前に迫りましたが、残る八日が長いんでしょうねぇ・・
現在の展開が94巻に収録だろうから、100巻まで行くかな?
とすると3・4年は掛かると覚悟しとか無いといけませんね。
意外といえば失礼ですが、不死川兄さん善戦しててほっとしました。
なんといいますか、今まで言動とかで初期伊之助を更に悪くしたような戦闘狂イメージだったもので・・ごめんよ。
格闘ゲーム的に超必殺技発動の無敵や、完全ガードしないとどうしようもない攻撃だコレ。
画面一杯の追尾型ソニックブームみたいな。
ああ、なんだかこれは確認できるようになったらやられてるパターンじゃないでしょうね!?
恐らく殆どの読者が忘れていたであろう稀血設定がこんなところで出てくるとは!!
アオリには「逆襲せよ」とありますが、素直に信じていいものか・・
一旦は追い詰めるものの、トドメの瞬間に稀血も克服して不死川兄さんやられちゃうって事はないですよね・・?ねぇ・・?吾峠先生?先生っ!?
父親に折檻されていた時も、一人吠えて守ってくれてたであろうモンちゃんがやっぱり最初の犠牲者で、なんともやるせない気持ちになる。
同じ夢を見ているもの同士なのに、「守ってよ」「助けてよ」が言葉にならず拒絶され、意図せず崩壊させてしまうとか気絶しそうなくらい辛い。
母は状況を理解しつつも、崩壊をも厭わず転弧に駆け寄ってくれるのが泣ける。
それに比べてこの父親は・・・・・・・・
何回か見返して、ひょっとしたらこの高枝切りバサミで崩れる地面から引っ張って助けようとしたのかも?と考えても見ましたが、助けるなら柄の部分を渡すだろうし、たまたま当たったというよりも、明確な拒絶の意思を持ってハサミの部分で殴ってる風なので、有罪で宜しく。
自身のヒーローだった母親を許せず、我が子にヒーローの存在を悪い様に植え付け、あまつさえ従わないと折檻を繰り返した父親・・
結局崩壊のトリガーを引いたのは父親だと思われるので、自業自得で同情の余地すらありませんね。
転弧の「痒み」に対してのやり方はもっとあった筈なのに、父親が力で無理矢理封じ込めようとしてしまったのがこの結果。
結局一番のヴィランは転弧の父親という事で、宜しいかな?
やっぱり展開的にも終わりとは思いつつも、表紙では「大相撲編 堂々終結」となっていたので、EPで火ノ丸の結婚式とかやってくれるのか?と期待したのですが、やっぱり最終回なのね少し残念。
最後の最後は主人公が勝つ!!余りにもベタ過ぎる展開なのですが、私達は火ノ丸が大相撲では望まれない体格ながら、常に逆境の中努力し這い上がってきたのを知っているからコレだから良いんだよと、胸を張って言いましょう。
凄く格好良い火ノ丸のカットなのですが、座布団から大統領を守るSPで格好良く決まりきらないカットにニヤリです。
引退宣言していた刃皇さんも、次また火ノ丸と対決するのが楽しみで引退を撤回!?
刃皇さんもメンタルのアップダウンが激しかったけど、良い感じのラスボスで憎めない愛すべきキャラで素晴らしかったです。
最後の勝負で見事勝利を収め、ヒロインとも結婚展開で綺麗に締まりましたね。
単行本で結婚式などの後日談の描き下ろしあるのかな?期待したいですね。
結婚式の後日談は間違いなくあるとは思うのですが、火ノ丸の今後は読者がそれぞれ思い描く結末に委ねるっぽいですね。
読切りの時から面白いとは思っていましたが、相撲という題材で完結まで見事に完走されて川田先生有り難うございます、そしてお疲れ様でした。
次回作・・というのは総計ですが、取りあえず単行本で結婚式の後日談を少しでも結構ですので、描いていただけると嬉しいです。