★2017年に41回講談社漫画賞を受賞し、今年は岡田准一主演で実写映画化され、カナダの映画祭で最優秀アクション映画に輝いた南勝久先生原作のマンガは「ザ・ファブル」ですが、今週のヤングマガジンで遂に最終回(といっても第一部完)を迎えました。
「ザ。ファブル」は「なにわ友あれ」の南勝久先生の作品で、とある事情から大阪で一般人として過ごす事となった伝説の殺し屋・ファブルの日常を描いた作品です。
元々「なにわ友あれ」は不良ギャグマンガ的なギャグと喧嘩が絶妙なバランスで描かれていた作品ですが、続編の「ナニワトモアレ」で殆ど車と喧嘩だけになってあまり読んではいませんでした。
しかし「ザ・ファブル」では「なにわ友あれ」であったギャグと、殺し屋やヤクザとの争いが絶妙なバランスで描かれていて、連載開始時期から欠かさず読む作品になっていました。
今回の最終回は残念ですが、事前に最終回までのカウントダウンがされていましたし、終わり方も非常にファブルらしい終わり方でこれまで読んできた読者としては、最後まで楽しめるラストかと思われます。
只心配なのは今回が「第一部完」で来年夏から第二部がスタートする予定なのですが、「ナニワトモアレ」になった時の様に殺し屋やヤクザの抗争だけになってしまわないか心配です。
取り合えずは12月に発売の20巻と、来年3月と6月に発売の21巻・22巻そしてコミックス一部完結までをもう一度読み直し、夏からの二部スタートに備えたいと思います。