ヒットするマンガは、雰囲気が伝われば良いのだ の巻

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休みでも自粛ムード一色なので、不要な外出もせずジャンプの昔の名作を読み漁って一日が終わる。

 今日は半年に一回位のペースで読み直す「ヒカルの碁」を堪能しました。

 

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今でも色あせる事が無い名作で、実は囲碁ブームを巻き起こし「キャプテン翼」と同じようにプロになった人もいる位凄い作品なんですよね。

 初期は平安時代の天才囲碁棋士の霊が憑りついた主人公ヒカルが無双したりして、現代でいう「なろう系」っぽくもあるのですが、元々囲碁に興味の無かったヒカルがどんどんと囲碁にのめり込んでいく展開から作品も面白く感じ、一気に読ませてくれます。

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最初は棋士の霊・佐為に打たせる為さほど興味のない囲碁を、トッププロの息子で囲碁界期待の星と呼ばれる塔矢アキラと打つヒカル。

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圧倒的強さで勝利したヒカルが、完全なド素人と知り驚愕するアキラと碁会所の常連たち。

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最初は兄弟の様だった二人の関係も、ヒカルが囲碁にのめり込みだしてからは良い先生と生徒の様な関係に。

これで読んでいる読者も少しは囲碁の展開も覚えたりしたのでしょうね、私はさっぱりでしたがなんとなく凄い事やってるというのは伝わってきました。

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何度読み返しても未だにルールは理解してませんが、開始早々に天元に打つことはないのだろうなというのは分かりました。

そしてそれが、なかなかしない手だというのも十分に伝わりますよね。

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後、天元以外に初手は「右上スミ小目」に打つのが定石だというのは覚えましたよ。

 

 基本興味のないテーマには手を出さない私ですが、囲碁がテーマの「ヒカルの碁」は何度も読み返しています。

ほった先生の原作も良いのですが、やっぱりルールが分からなくともなんとなく流れを感じさせる小畑先生が凄いと感じた次第でした。

 そういえば最近終了したジャンプのサムライのバトルマンガは説明ばっかりで全然伝わらなかったなぁ・・

 小畑先生の描写を学んでほしいものです。

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説明が長ぇ・・・

 

 

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