★前回のA面から大分遅れた感はありますが、引き続き今後間違いなくヒットするであろうジャンプマンガを、懲りもせず再びマンガ初心者に全力でお勧めするよ。
前回はバトル系をメインとしましたので、今回はギャグ＆コメディ系となっております。
前回のA面はこちら⇩
あらゆるマンガ大賞で上位独占、今最も勢いのあるWEBマンガ！！
～あらすじ～
東西を壁で隔てて十余年、隣り合う東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）はかりそめの平和が続いていた。
西から東へと送られた凄腕のスパイ黄昏（たそがれ）は、東の政治家ドノバン・デズモンドと接触する為偽装家族を作りデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務を命令される。
黄昏は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、養子を探しに来た孤児院で少女アンーニャと出会う。
実はアーニャは超能力者で人の心を読む事が出来、ロイドの正体を知り興味津々になったアーニャはロイドの心を読み養子になる事に。
何とか筆記試験は合格したのだが、次の面接では両親が揃ってくるように指示された為、急いで妻役の女性を探すことに。
そんな中仕事の同僚から今期が遅れている事を揶揄され、他人の注目を避ける為形式上の恋人を探していたヨル・ブライアとロイドたちは出会う。
実は彼女は「いばら姫」のコードネームで殺し屋を生業としていたのだった。
かたやスパイ、かたや殺し屋と、好奇心を満たす為彼女を母親になってくれるよう仕向け成功させたアーニャ。
かくして恋人役を探していたヨル、妻役を探していたロイド、自身の好奇心を満たすアーニャの三人の利害が一致し偽りの家族生活がスタートするのだった。
スパイ・殺し屋・超能力者と少年マンガで人気の高い設定をまとめたにもかかわらず、それぞれが設定を潰さず見事に調和し、極上のコメディに仕上がっているのは流石としか言いようがない。
単行本も現在5巻と追い付くには十分な巻数ですし、今後アニメ化も期待される作品ですので今読んでおかないと勿体ない作品です。
まだ間に合う、ジャンプ注目のコメディ＆ギャグ2作品
「破壊神マグちゃん」作画：上木敬
～あらすじ～
遥か昔、混沌教団が召喚した破壊神マグ・メヌエクと、それを倒さんとするため立ち上がった聖騎士団!!
人類の命運をかけた最終決戦の火蓋が斬って落とされ数百年・・
田舎町の少女・流々（るる）が拾った宝石から伝説の破壊神マグは復活を遂げるのだが・・
復活を遂げたマグ・メヌエクだったが、封印され数百年の時を経た為ほとんどの力が失われその姿はぬいぐるみの様になってしまう。
偶然復活させた流々からマグちゃんと愛称をつけられ、マグちゃんは彼女と一緒に生活することに。
現代社会と勝手が違う為、電話をうるさいからと破壊したり、
その小さな体ゆえサイクロン掃除機に吸引されたりと散々。
基本的に流々の日常を破壊するドタバタコメディですが、
マグちゃんの力で嵐を吹き飛ばしたりと、EPのラストはほっこりさせて終わらせてくれるので読後感はすっきりして読んでいて気持ちがいい作品です。
まだ連載は始まったばかりで単行本は発売されていませんが、ジャンプの貴重なコメディ作品として良品なので、今からでも遅くは無いので是非ジャンプ本誌で読む事をお勧めします。
「僕とロボコ」作画：宮崎周平
～あらすじ～
美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代、平凡すぎる小学生・平凡人（たいらぼんど）は家にオーダーメイドが居ない事で友達からバカにされていた。
しかし、母親から念願の美少女オーダーメイドを注文した報せに心躍らせていたボンドだったのだが彼の元に届いたオーダーメイドは・・
どう見ても美少女とはいいがたいガタイのいいメイドロボット・ロボコだった。
「オムライス」を作ってとお願いしたら、謎の「押忍!!クソ男飯!!」を作ったり、
ヒザが「ドラゴンボール」のナッパだったり、
お化けに「鬼滅の刃」のお堂の鬼が出て来たりとジャンプファンならにやりとさせられるパロディが盛りだくさん。
また、往年の名作「釣りキチ三平」やホラーマンガ家でお馴染み楳図かずお先生の画風等、古典マンガからのパロディも入っていて、新規から古参のマンガファンを飽きさせない作り込みが凄い。
また、ギャグに見せてからの子供達への注意も入っていて中々憎い作品です。
連載開始からまだ10話程なので単行本はマグちゃんと同じく発売していませんが、
新たなジャンプのギャグ作品として注目のタイトルなので、ジャンプ本誌を買って読んでみる事をお勧めします。
さていかがだったでしょうか？まとめた情報を記事としてアウトプットするのは大変でしたが、楽しかったので機会があればまた色々と着想はしているので行ってみたいと思います、その際はまたお付き合いいただけると幸いです。
