今週のジャンプ感想 2022年23号  の巻

表紙&巻頭 :「すごいスマホ」作:冨澤浩気 画:肥田野健太郎

Cカラー   :「あかね噺」「夜桜さんちの大作戦」「アンデッドアンラック」

読切       :「INVADE」カムラコウ

特別読切  :「バトルフリークアイカ」佐藤子馬

休載    :「僕のヒーローアカデミア

ブラッククローバー」が3か月の休載と、春の新連載が1作品だけという事は今回は打ち切りはない可能性も!?

これは「ノルマンディーひみつ倶楽部」以来の、人気順は低空飛行ですが打ち切られることが無い状態ですね。

 

すごいスマホ

ジャンプでは長続きしない「サスペンス」が題材の新連載ですが、アラの部分を気にしないフラットな気持ちで読むと割と1話目は及第点では無いでしょうか?

改めてもう一度読み直すと気になる点が多々あるのですが果たして。

主人公の名前がギャグの様な言葉のもじりから来ているので、ターゲットはどちらかといえば低年齢層なのが分かりますね。

それにしても主人公の左右の目元にある点が、アイラインなのかホクロなのかが気になるなぁ。

ヒロインのセリフがちょっとデリカシー無さ過ぎるし、ちょっと物語の核となる事件の回想に入りたいだけのセリフっぽくて、もの凄く雑に感じてしまった。

これスマホが凄いというよりアプリが凄いだけなのでは?

それ以前に既に「神アプリ」って作品があったから変えただけなのかなぁ。

落ちてるお金を見つけられるというのは子供心をくすぐるから、低年齢読者には刺さったろうなぁ、労力に対して対価が少ないのは仕方ないのか。

 確かに落ちてるお金でも昔は100円以下なら貰えたけど、今は一応貰えはするけど警察に届けないといけないんでしたっけ?

誘拐犯が典型的な感じで、更に箸の使い方が悪いのがリアルで良かった。

セリフ間違いかと思ったら「すごいスマホ」の略だから「すマホ」なのね。

でも最初は注意してても後半は編集もミスって普通にカナにしてしまいそう。

色々と粗は見えたけど、あくまでもジャンプ編集部がメイン読者層と定めている「少年」に絞った作品ならば面白いと思う。

あとはすマホが「自我ある?」と聞いていたので、実は遠隔で人が答えてましたとかにならない事を願う。

ワンピース

そろそろ決着が付きそうだと思わせといて、またカイドウさん新しい技を出して引き延ばしみたいになって来たなぁ。

ルフィさんついに技名に「神」を付け始めた。

でもカイドウとの技のぶつかり合いになって、イマイチその技の凄さが伝わってこない。

なんだか3回続けて同じようなラストカットになってるんだけど、流石にそろそろケリ付きますよねぇ・・?

呪術廻戦

枠外でのアオリ文から担当も困惑してるみたいですが、主人公とヒロインが特徴が無くて、尚且つ幼馴染が横領してるのはww

術式はパチンコがベースなんだけど、これ未成年読者はついて来れるのかな?

うん、まぁそうなるよね・・

以前に虎杖を襲った扉はこれだったのか。

いわゆるパチンコでよく見るリーチの予告演出が攻撃方法となってるのね。

確かにマンガやアニメが原作のパチンコやスロットが作られると、一定以上こういったファンが出て来るよね。

でも台が作られると作者にとんでもない額のお金入ってくるとは聞いたことがある。

北斗の拳」が未だにマンガとして続編やスピンオフが作られてるのは、その辺の絡みもあるからとか。

逆に鳥山明先生とかは子供に向けた作品だし、ギャンブルに使われるのは嫌だから許可してないというのは有名な話ですよね。

まぁ「ドラゴンボール」は未だにお金を生み出してくれるコンテンツになってるからなぁ・・

私はパチンコとかしないからよく分からんが、ようはそんなにお金使わずに勝ってるという事ですよね?

確定演出からヒロイン揃って大当たり。

青年マンガが元になってるから、演出はエロマンガっぽい。

僕とロボコ

普段は明るく仲の良い三人なのに、勉強がらみではボンドとガチゴリラは徳の低い人間になってしまうのだった。

ボンドは自業自得ですが、ガチゴリラは怒るに怒れないなぁ。

何気に単発ネタキャラだと思われたケンコバ先生だが、セミレギュラーになってますね。

そしてソワる二人が可愛い。

争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」と言われる通り、最底辺の戦いが繰り広げられている。

因みにどっちもどっちなこういった状況を「目糞鼻糞を笑う」なんて言いますね。

回想だけの歴史オタクの武田先生可愛いなぁ。

そして何故か上位成績陣が悉く低い得点(それでも70点台ですが)の中ボンドが満点を初めて獲得!!

なにこの露骨なステマ!!

一回ではさすがに完ぺきではないですが、マンガ好きは殆どこのボンドに近い能力は持ってるよね。

というかボンドは歴史偉人シリーズとかも制覇したら、社会や歴史は行けるのではなかろうか?

逃げ上手の若君

唐突なアカデミー賞でのウィル・スミスのネタを持ってくるあたり、松井先生は敏感にアンテナを張っておられるのがよく分かる。

皆が家族と過ごしたり戦の準備をしているのだが、狐次郎の闇は意外どころか滅茶苦茶深そうだ。

家柄の問題から来ているのだろうが、狐次郎と小次郎が仲が良いのがせめてもの救いですね。

そう鎧って防具としてだけでなく、上の人間には装飾とかも付いてるから滅茶苦茶重いんですよね。

 今となっては分かりかねますが、牛若丸こと義経は鎧を着て飛び回ったというが、にわかには信じがたい。

ドロンドロロン

梅干し嫌いなのに、作ってくれたことを気遣ってちゃんと笑顔で食べれるドラは人として偉いです。

でも口と手元が微妙に震えてるのが、よっぽど苦手なのが伝わってイイネ。

ナオトラは一般的にはあまり評判は良く無いかもですが、私的にはヒロインとしてジュ分に資質を備えていると思うし、何より話が回り出して良いキャラだと思っています。

裏切り者はギンチヨを慕ってたあさひも「っス」という口調だったけど、流石にあさひさんはないよね?

新しい妖が登場したけど、またダサいデザインだなぁ。

鼻の感じからバクがモチーフなのかしら?

アヤシモン

「たいまんの儀」での太鼓がホテルのオーケストラで奏でられることに、「『ウルトラセブン』の最終回みたいだな」と応えるのは特撮好きとしては結構ニヤリとしてしまう。

一応ラスボス(?)との対決になるようで、これはもう終わるのではなかろうか?