ジャンプ+の読切「油性の」は、甘酸っぱくないビターな青春 の巻

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ジャンプ+で公開された次の日忌憚先生の読切「油性の」は、濃い目の絵柄からギャグかと思いましたが、見た目に反して粗削りで少ししょっぱ目の青春作品でした。

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 こういう濃い目の絵柄は真っすぐなドラマがギャグかと思,われがちなのですが、主人公の行動原理は彼なりの筋が通っていて、妙に納得はさせられました。

 そして単純に学生時代だけで終わらせず、社会人になってからようやく少年は大人になった感じがする完全なハッピーエンドではないけど、新たな未来を感じさせるビターテイストなハッピーエンドで良かったですね。