今週のジャンプ感想 2022年43号  の巻

表紙&巻頭  :「アオのハコ」

Cカラー   :「僕のヒーローアカデミア」「僕とロボコ」

読切      :「忍野さんは耐え忍ぶ」川村和

金未来杯No2:「根暗闇蔵」山本元輝

休載    :「ワンピース」

なんとなく今回の金未来杯の山本先生の名前に見覚えがあったけど、そうか2018年五新世界漫画賞佳作獲ってた人か。

だからと言って受賞作品はどんなだったか覚えていないけど。

呪術廻戦

加茂くんは特に活躍も出来ず直哉戦は空気でしたが、母親が思ってくれていてそれが救いでしたね。

唐突にキーマンと思われた天使が現れるし、なんなら強敵になるかと思われたけど伏黒の側についてて味方で心強い。

悠二ももの凄い久しぶりの登場で、主人公なんだけどなぁ・・

悠二と高羽はキャラが似てるからリアクションが同じなのも納得ですが、天使の来栖まで同じリアクションとはなぁ・・

天使は来栖華自身という訳ではなく、共生している状態でいわゆる悠二と宿儺みたいな関係だった。

他で言うと「寄生獣」のミギーとシンイチみたいな関係ね。

天使も五条先生の解放に協力してくれるけど、「堕天」と呼ばれる者を倒さないと協力できないという。

 すると突然悠二に宿儺からアクセスが!!

なんと宿儺自身が「堕天」と呼ばれる存在だと告白してきた。

単なるハッタリかとも思いましたが、最終的に悠二と伏黒の対決にした方が噺的にも盛り上がるし、やっぱり宿儺の告白は真実という事なのかぁ?

僕のヒーローアカデミア

前回からの「死柄木はいるのか?」の問い掛けですが、攻撃した際巻きあがった煙で見えなくなったので、本当に「その場にいるのか?」の問い掛けだと思っちゃいましたけど、「AFOの身体に死柄木の精神は残っているのか?」って意味でしたね。

「もんもん怒り出して」ってすごい表現。

だけど確かにそういうしかないか?

いや、「〇〇だもんと繰り返しながら怒りだして~」と言った方がしっくりくるかな?

滅茶苦茶格好良い高速連弾なんですけど、「5分で決めなければ世界が終る」とか完全に決められないフラグじゃないですかぁー!!やだーっ!!!

あっ、でもかっちゃんが復活して二人で決める展開なのかもしれないな。

僕とロボコ

扉絵は今回のお話の元ネタであろう映画「アルマゲドン」のパロディですが、真ん中のロボコが完全にB・ウィリスの位置で、ロボコ死んじゃうの?ってなる。

あえて再アニメ化の「ブリーチ」で多用された「なん・・だと・・」を使わず、マガジンの「MMR」での「な・・・なんだってぇー!!?」を使う所に宮崎先生のセンスを感じる。

 

今回は細かくパロディがちりばめられています。

一番下の祈る者は「デスノート」のラストでキラ復活を祈る信者ですね。

精神が崩壊してしまった人たちが、全員知り合いで愕然とするボンドですが、一回しか絡みないのに「知り合い」と定義するボンドくんは偉いなぁ。

働くよりも滅亡する方がマシという事か・・ジャンプ編集部はどんな地獄なんだぜ。

なんてこった、まさかこの二人まで壊れてしまうとはっ!!

あぁ良かった、壊れてるように見えても二人は限りなくいい奴だった。

そして何気に「ヒャッハー顔」を真似してるメイコが可愛い。

滅亡を前にして円ちゅわんも告白する覚悟を決めましたが・・

ロボコの発言により、

告白ならず!!

告白しとけば?とも思いましたが、滅亡を逃れた場合なんとなく勢いで告白してしまったことで円ちゅわんもモヤモヤしてしまいそうですからねぇ。

修行するロボコは真ん中上が「ワンピース」ゾロの修業で、右下が「ドラゴンボール」の人造人間編で界王の元で修業してた悟空。

左下はちょっとうろ覚えですが「HUNTER✖HUNTER」だったかな?多分だけどネテロだったと思う。

そしてご飯を手づかみで食べるロボコは「ドラゴンボールサイヤ人襲来編で、ピッコロに修行を付けられて、逞しく成長した悟飯ですね。

何気にアカネちゃんは告白してるみたいですが、ガチゴリラの反応からちゃんと伝わって無さそう。

修行で「まずいな」とつぶやいたロボコの真意は、テレビが取材に来た時のテレビ移りを考えての事でした。

単純に別れの挨拶だけでなく、ちゃんとパンツに「カゼひくなよ」と「ワンピース」から赤足のゼフがサンジへ送った言葉が書かれてて細かいなぁ、と思いました。

ロボコとの別れに号泣したら、

あっさり帰って来ましたが、まだ隕石は壊れてないので安心してる場合ではないよ。

確かに打ち切り作品では、主人公が皆を救って死亡してのENDはよくあるけど・・

ロボコのイラスト自体は上手くないけど、円ちゅわんの胸がグラマーなのは良し!!

隕石の破壊を期待させといてのこの仕打ち!!迷惑この上ない!!!

来週号を早読みしてしまいボンドくんも「うっひょー」となるかと思われたが、流石にそんな場合でもなかったので安心しました。

どうしてもギリでの滅茶苦茶ゴネたのが記憶に残ってしまうから、素直に感謝できないし喜べないですよね。

今後ロボコに隕石を破壊して地球を救ったことを、事ある毎に言われるんだろうなぁ・・・

逃げ上手の若君

どんな時でもスリスリを忘れない頼重さま。

時行さまの頬に対して、顔面から行くのは溺愛が過ぎる。

今はまだ相手の体力を搦め手で削ってからでないと倒せないが、この度の戦い以降狐次郎はどんどん強くなりますよ。

敵の死体だとしても、顔面使っての閉門クラッシュをやるのはエゲツな過ぎる気がするのよ。

てっきり亜也子に現実での理想を見て仲間とは行かないまでも、戦線離脱して平和に生きるかと思ってたけど・・

首元にあてられた刀で自らの首を斬り自害してしまう石塔さん。

あぁネタキャラとしても、武人キャラとしても格好良かった。

石堂さんの残した最後の言葉「理想を追う時間そのものが幸せだった」は、すべてのオタクたちが胸に刻むべき言葉。

すごいスマホ

総理が発表した端末機器の呼称がタイトル回収になってて、もう終わりが見えてきましたね。

突如として登場した黒幕っぽい謎のキャラも、特に説明がないまま話が進んでいるので、最早キャラの説明もしてる余裕が無いのかもしれない。