「ハナコ書店」で「カバチ!!!」の東風先生の裏話が面白かった の巻

テレ東系列で土曜朝8時から放送されている、お笑いトリオ・ハナコマンガ喫茶の書店員となってマンガにゆかりのあるゲストとトークする番組ですが、どちらかと言えば子供向けな感じだったのに、まさか「カバチ!!!」の東風先生の話題が聞けるとは!!

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 東風先生の話題といってもご本人が出られたわけでは無くて、本日のゲストはお笑い芸人「蛙亭」の中野さんがゲストで、実は売れていない若手時代に縁あって東風先生のアシスタントをされていたという話題からでした。

 東風先生の仕事場でのアシスタントの給料は歩合制だとか、キャラのスーツはトーンを使わず車線で手描きなのでアシスタントはスーツを脱いでくれと願っているとか、中野さん自身が仕上げたコマが収録された「カバチ!!!」単行本のコマを紹介されたりと中々に興味深い回でした。

 しかし一番面白かったのは、東風先生は「ワンピース」にハマっていた際は、仕事場に「ワンピース」のフィギュアが沢山飾られていた事と、「ジョジョの奇妙な冒険」にハマっていた際は常にアニメのDVDが流れたり、実際先生自身もジョジョの原画展に足を運ばれていたという事で、ジョジョ好きとして嬉しくなったのですが、何より凄いと感じたのが影響を受けすぎて、暫く「カバチ!!!」の単行本表紙がジョジョっぽくなったというのが最高でした。

 売れた作家に影響を受けるのは新人の読み切りを見ていると分かりますが、まさかそこそこベテランの方が円熟してから影響を受けるとはなぁ。

※ 因みに荒木先生の方が東風先生よりも12歳年上になります。

大体「カバチ!!!」23巻位から28巻までから影響が出てますが、特にジョジョっぽいと感じた単行本表紙

 

キャラのポーズにジョジョっぽさが見て取れますが、特に主人公の服の色を緑にしている感じが、初期のジョジョっぽさを感じさせますね。

 

色使いもさることながら、ジョジョでよくみられる頬のラインがまさにジョジョという感じです。

というかこの感じは短編集「死刑執行中脱獄進行中」によく似てると思います。

背景の色とか中心の吉良に使われている色とか、やっぱりこの表紙から影響受けてるのは間違いないと思われますね。

 

一番ジョジョを感じたのが27巻の表紙!!

もう立ち方が完全にジョジョ立ちでしょコレ?

 

「カバチ!!!」の内容自体は行政書士のお話で完全にジョジョとは関係ないですが、シリーズは面白いし完結しているのでこれで興味を持ったジョジョファンは是非一度ご覧下さい。

因みにGYAO!にて一週間無料配信されてるので18日朝8時までならば今回のEPがチェックできますよ。

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