今週のジャンプ感想 2023年48号  の巻

表紙&巻頭 :「呪術廻戦

Cカラー   :「キルアオ」「魔々勇々」「僕とロボコ」

せっかくこの二か月でそれぞれ初単行本が発売された「アスミカケル」と「アイスヘッドギル」ですが、「一ノ瀬家の大罪」がおそらく次号で終了するでしょうし、あとに続いてこの二作品も終わりそう。

呪術廻戦

五条先生と宿儺の対決の前に行われた話し合いですが、乙骨先輩念の為とはいえ五条先生が負ける事も想定してたんだな。

そして羂索に高羽をぶつける提案をしたのは天使でしたが、天使は高羽の術式の深い所まで知っていたからこそこういう提案をしたのでしょうけど、高羽の術式に隠されたさらなる秘密とは?

この二つの元ネタは「遊戯王」ですが、「トゥーンだから平気~」の件に羂索は「原作で言ってないからね」と突っ込んでいましたが、

おそらく過去のジャンプをパロディしていた「太蔵もて王サーガ」で太蔵が言ってた方のパロディなのでは?

流石に長く生きてるだけあって笑いにも造詣が深い羂索さん。

これ流石に高羽が羂索側に付く展開は無いよねぇ?

そしてついに伝家の宝刀渾身の一発ギャグを披露するのですが・・

あぁ単に言葉の語感を併せただけの一発ギャグではなく、そういう意味合いがあったのか。

羂索さん本当にお笑いを分かってるなぁ・・そして高羽の術式は自分の攻撃だけでなく、相手の攻撃を自身がイメージする状態で受ける事にもなるんですね。

それはそうかもしれないけど、演者の自分からそれを言ってしまったらおしまいですよ。

にらめっこの変顔で起死回生を狙いますが、完全に羂索の方が上手でした。

そして芥見先生は夏油ファンをガッカリさせる術に長けてきてる。

やはりケンさんの言葉が高羽の術式の基本となってますが、高羽の自信が崩れてしまうと自身に跳ね返ってきてしまうんだな。

喧嘩や暴力で怪我したのは見てきても、実際に人が死んでるのを目の当たりにして自身の覚悟が揺らいできた高羽。

このまま羂索に蹂躙されてやられてしまうのか?はたまた芸人の原点を思い返して覚醒するのでしょうか?
ワンピース

「自由の身」というアメをぶら下げた方が、狩りの獲物は必死で逃げるし絶望した時の顔を見るのも堪らないからなんだよなぁ・・本当に天竜人はクソ以下のクソだな。

サメに魚人はホーディーか、懐かしい。

そしてジニーは頭脳派の立ち位置なのですね。

作戦遂行のためにオトリ役をかって出るくま。

根っからの聖人なんだよなぁ・・

若かりし名だたる海賊たちですが、シキにビッグマムそれにカイドウも確認できますね。

 さらにまだ姿がはっきりしないシルエットのキャラは、今後の展開に絡んでくるのかな?

更にロジャー海賊団もやってきてゴッドバレーは混戦必至!!

個人的に斧持ってる人が格好良いなぁ。

更にさらにガープもやってきましたが、これが以前に海兵に語って聞かせた「天竜人を助けてしまった」と悔やんでいた話なのですね。

そして「助かった」と喜んでる海兵は、島民を逃がさないようにしていた海兵だと思うと、胸糞が悪くなる。

かくしてニキュニキュの実を食べて、島民や仲間を飛ばして脱出に成功したくま達。

もともと優しかったけど、ここから神父になっていったんでしょうね。

ここで一旦イワちゃんとくまは分かれて、いずれまた再開して革命軍となるのか。

再会が楽しい感じならよいけど、くまかジニーの身に何か起こって、とかで再会となりそうなんですよねぇ。

生きるために働き、食べないと生きていけないけどそれが自分の意思で行えることに自由の身となった二人は歓喜し涙する。

願わくばこの幸せが長く続いてくれると良いけど、回想だしくまの現状から辛い展開になるのは目に見えていて辛い。

僕のヒーローアカデミア

幻覚のナイトアイに言わせてるのは自身でも分かってるけど、本心ではそうありたいと願っているのですよね。

かっちゃんがなんとか動いてこれたのは、エッジショットが体内で治療を行っていてくれたからでした。

かなりズタボロですが、エッジショットは好きなキャラなので取り合えず退場でなくて安心しました。

激痛は走るけど動ける体にしてくれたエッジショット。

実は動けるようになったのはエッジショットの力だけでなく、かっちゃんの中にあった可能性を繋ぎ、覚醒したからなのでした。

そしてエッジショットに素直に感謝の意を述べるかっちゃん、やっとヒーローらしくなったな、心からそう思える。

添え木程度の役割にしかならないものの、ただひたすらに憧れたオールマイトから貰ったものに少年の笑みで応えるかっちゃん。

繋ぎ繋がれ紡がれた爆豪が、今こそ真のヒーローとして炸裂する!!

逃げ上手の若君

「お米はありません」の件は中日ドラゴンズが元ネタでしたっけ?

そして「菓子を食え」は歴史のマリーアントワネットが食べ物が無く貧困にあえぐ民衆に「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」と言い放った血も涙もないことばですね。

食糧確保のために狩猟大会が模様され、勝てば小さな村が買える位の褒美が貰えるとあって、雫の眼はお金になってる訳ですが、時行に行かせるよりも雫に力で行動した方が良いのではなかろうか?

僕とロボコ

前回地球に飛来した謎の宇宙船に乗り込んだマルチバースのロボコたち。

どうやら敵の親玉はロボコを知っている風ですが・・まぁベタだけど敵もロボコってパターンが一番濃厚ですよね。

快進撃を続けるロボコ達の前に立ちはだかったのは敵幹部ライレフ兄弟。

右手が大きいのがレフトで左手が大きいのがライト。

こういう名前がややこしいのも、ギャグマンガのバトルではおなじみですね。

今回もコピーのSFロボコ。

即座にレフトを倒した強力なロボコキャノンも、描くのが大変で描かれることすらない!!

ライトの放った攻撃がボンドくんを捉えますが、昭和ギャグロボコが身を挺して守った!!

攻撃でやられたキャラが、自身のやられた姿を見るのは昭和ギャグあるあるですが、どっちかと言えば平成初期の方が系統としては強いかも?

昭和ギャグロボコの強力な突込みでライレフ兄弟を撃破し、更にラブコメロボコが活躍しようと前に飛び出すとラブコメ特有のエッチなハプニング!!ハレンチ発動で違う意味で大活躍!!!

ようやく強そうなキャラが登場し、オリジナルロボコの出番化と思いきや王道バトルロボコが放つ必殺技はジャンプではよく見るやつで・・

やはり王道バトルロボコの作者はマルチバースでの尾田先生でした。

五億部売れてるわ作者は尾田先生だわで、そりゃオリジナルロボコも魂の叫びで打ち震えますわな。

遂にラスボスの前に辿り着いたロボコ一同!!

さり気なくセンターキープで、主人公としてのプライドを守るロボコ。

ラスボスの正体はやっぱりもう一人のロボコでした。

この戦いどう決着がつくのか?取り合えず3話目まで終わったから、長編シリーズだとあと2回と言った所でしょうか?