★2018年12月号のジャンプSQに掲載された「ギャグマンガ日和」の増田先生が原作のホラーマンガ、「シタバシリ」が本日ジャンプ+で公開されました。
ジャンプSQをチェックされなかった方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょう。
作画を務めたのは現在は「ゴーストガール」を連載されている紗池晃久先生。
因みに紗池先生は過去にジャンプSQにて、池田晃久名義で「ロザリオとバンパイア」を連載されていた方でもあります。
物語は舌が異常に伸びるという事に気づいた、父親の家系にまつわるホラー作品なのですが、舌の伸びる父の事を悲しむ母親の表情が涙を浮かべながらも妙に艶っぽかったり。
舌に付いての伝承を探る解説の図に、「ギャグマンガ日和」のキャラフィッシュ竹中さんが登場したりと、ホラーなのにどこかクスッとさせる伊藤潤二先生の世界観を彷彿とさせてくれます。
「ギャグマンガ日和」でのフィッシュ竹中さん。
表情は描写されてないですがまんま使ってますね。
舌が伸びる事で色々と技を開発する妹の存在が、原作は「ギャグマンガ日和」の増田先生だという事を思い出させてくれる。
何気に自分も練習していて、更には中二病全開な必殺技名を考えてたお兄ちゃんには笑わせてもらいました。
ちょっとバトルマンガとしても面白いのでは?と思ったが、舌で色々するのは衛生的に気になってしまうから駄目だな。
取れてしまった妹の舌を自身の舌で捕まえて戻したけど、これって兄妹でディープキスなのでは?と気になって眠れなかった思い出。
短編の読み切りですが、ホラー感を持ちつつも紗池先生の作画でエッチな雰囲気とバトルマンガの様な描写で怖さを忘れて一気に読ませてくれる快作でした。
ホラーが苦手という方も後半のギャグ&バトル要素で読めると思いますので、この機会に是非一読されることをお勧めします。