消える?ヤンキーマンガというジャンル の巻

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BE-BOP-HIGHSCHOOL」「ろくでなしBLUES」「ゴリラーマン」「クローズ」「東京卍リベンジャーズ」と立て続けにヤンキーマンガを読んでいるのですが、そういえば90年代頃は結構見かけたこのジャンルも、続編やスピンオフ果ては元ヤンの自伝的マンガでしか見かけなくなりましたね。

 そもそもヤンキー自体を見かけなくなったし、完全に新規でマンガにするにはターゲットの少年世代には伝わりにくいジャンルとなってしまったのかなぁ。

natalie.mu

  そもそも今現在、4大週刊少年マンガ誌でヤンキーというジャンルがどれだけあるのか調べてみたのですが・・

 

ジャンプ  :無し

マガジン  :「東京卍リベンジャーズ」

サンデー  :無し

チャンピオン:「WORST外伝 グリコ」「築地最強寿司伝説 仁義理の海太郎」(?)

 

 ※チャンピオンの海太郎をカウントするのは迷いましたが、一応主人公がヤンキーって事で

 

月刊の方ではチャンピオンが4タイトル程でした、しかしそれらは続編やスピンオフで、完全に新規で読者が付くにはちょっと厳しいか?

ドラマと映画がヒットした「HiGH&LOW」や、懐かしの作品「今日から俺は!」の実写ドラマ化で微妙にヤンキーブームの兆しが見えましたが、 どちらかといえばアンダーグラウンド系は人気なものの、昔ながらのヤンキーマンガはあってもギャグよりな扱い。

 TV等で元ヤンキーの芸能人の方も、一昔前は地元には居たけどもう見かけなくなったと仰っていましたので、ヤンキーも最早サムライやニンジャの様にファンタジーの存在になったのかもしれません。

 もう完全に新作でのヤンキーマンガというのは出てこないかもしれませんね、あったとしてもギャグか、アンダーグラウンド色が強めのライダースやおしゃれファッションに身を包んだヤンキーマンガでしょう。

 時代物という広めのくくりで考えたら時代劇だけのマンガ雑誌もある事だし、ヤンキー物だけのマンガ雑誌も意外といけそうな気がしなくもないのですがねぇ・・・


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東京卍リベンジャーズ(16) (講談社コミックス)

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  • 作者:和久井 健
  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: コミック
 
ろくでなしBLUES 1 (ジャンプコミックス)

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ろくでなしBLUES 42 (ジャンプコミックス)

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