★今週のジャンプにて「鬼滅の刃」が最終回を迎えましたが、鬼滅からマンガを初めて読み出した子供や、大人のマンガ初心者にオススメする作品を紹介したいと思います。
いわゆるマンガ玄人（くろうと）な方々からしたら「もう知ってるよ」な作品ばかりですが、鬼滅から入った方にとってはタイトルだけは知ってる、初めて見るといった作品なので温かい目で見守って下さい。
これで新規ファンが増えれば、作者にも出版社にも、ひいては業界の活性化（かっせいか）に繋（つな）がるとは言い過ぎですが、新しいファンが増え新作や旧作のマンガが人気になるのは良い事だと思いますので、皆様よろしくお願いします。
※なお、紹介文（しょうかいぶん）は低年齢層（ていねんれいそう）を意識（いしき）してふりがなが使われています
まずは先日も話題にしましたがジャンプからの作品を。
「呪術廻戦」（じゅじゅつかいせん） 作画：芥見下々（あくたみげげ）
人間の負（ふ）の感情（かんじょう）から生み出されるバケモノ・呪霊（じゅれい）を、呪術を使って祓う（はらう）呪術師（じゅじゅつし）の戦いを描いたダークファンタジー・バトルマンガ。
2020年10月よりアニメ化が決まっており、アニメ化で人気も上がると思われますので、コミックスが現在10巻まで発売されていて一気に読むにはちょうど良いと思いますので気になったらこの機会に。
続いても同じくジャンプからに作品で鬼滅より少し後にジャンプで連載（れんさい）が始まりアニメもヒット、今年の末には実写映画（じっしゃえいが）の公開（こうかい）も。
色々な孤児（こじ）が集まる孤児院（こじいん）グレイス=フィールドハウス、院のシスターでママと慕（した）われるイザベラのもとで、子供達は幸せに暮（く）らしていた。
だがこの孤児院の秘密（ひみつ）を知った時、エマ・ノーマン・レイの三人は孤児院からの脱獄計画（だつごくけいかく）をスタートさせる。
2020年12月18日に実写映画公開予定で、コミックスは現在18巻まで発売されています。
ジャンプでは物語はクライマックスに向かっていまし、実写映画に備（そな）えて読んでみるのも良いのでは？
また、2019年に孤児院からの脱獄までがTVアニメで放送されたので、「鬼滅の刃」のようにアニメを見てからマンガを読むのも良いかもしれません。
THE PROMISED NEVERLAND PV 【Fuji TV Official】
「進撃の巨人」（しんげきのきょじん）作画：諌山創（いさやまはじめ）
人類（じんるい）は突如（とつじょ）出現（しゅつげん）した巨人により滅亡（めつぼう）の淵（ふち）に立たされていた。
生き残った人類は50メートルの巨大な城壁（じょうへき）ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナと名付けられた三つの城壁の中に生活圏（せいかつけん）を確保（かくほ）し、なんとか生き延びてきた。
だがある日、突然の轟音（ごうおん）とともに城壁をこえる巨人が現れ・・・
2009年10月から連載されたダークファンタジー、マンガ・アニメ・テーマパークでのアトラクションなどで有名な作品ですが、もうすぐ連載も11年となるので最近マンガを読み始めた人は名前を知っていても読んだことが無い人もいるのではないでしょうか？
鬼滅と同じくアニメのクォリティがすばらしいので、アニメから見始めるのもありですよ。
あらためて見直して鬼滅からマンガ読み始めた方に説明すると、最初は伊之助が主人公で進んでいく感じでしょうかね？
「鋼の錬金術師」（はがねのれんきんじゅつし）作画：荒川弘（あらかわひろむ）
錬金術が存在（そんざい）する架空（かくう）の世界アメストリス国のリゼンブールに住む天才少年アルフォンスと弟エドワードは錬金術で最大のタブーとされている人体錬成（じんたいれんせい）で死んだ母親を生き返らせようとする。
しかし錬成は失敗し、アルフォンスは左足をエドワードは身体を失ってしまう。
自分の右腕（みぎうで）を犠牲（ぎせい）に、アルフォンスはエドワードの魂を甲冑（かっちゅう）に定着（ていちゃく）させる、やがて成長した二人は国家（こっか）錬金術師となりエドワードの身体を元に戻す為、二人の旅が始まる。
マンガは全26巻ですでに完結（かんけつ）していますが、今も語られる名作です。
本屋さんでは通常版（つうじょうばん）のコミックスも購入できますが、お金に余裕（よゆう）があるならちょっと高いけど連載当時のカラーなどを再現した完全版（かんぜんばん）がオススメ。
またアニメは2作品制作されていますが、2009年から放送されたアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」が原作をなぞった作りなのでこちらをチェックしましょう。
2003年に放送されたアニメ「鋼の錬金術師」は、マンガがまだ連載中だったのでオリジナル展開で、マンガとはかなりちがいます。
実写映画も公開されてますが、正直なところ原作マンガのファンとして言わせてもらうとオススメはしません。
「ジョジョの奇妙な冒険」作画：荒木飛呂彦（あらきひろひこ）
1888年イギリス。英国貴族（えいこくきぞく）強い正義感（せいぎかん）と勇気（ゆうき）を持つ主人公ジョナサン・ジョースター、下層階級（かそうかいきゅう）の出身ながらカリスマ性（せい）と野望（やぼう）の持ち主ディオ・ブランドー。
被った（かぶった）者を人間を越（こ）えた存在（そんざい）に変（か）える石仮面（いしかめん）。
変貌（へんぼう）した人間を倒（たお）すことが出来る波紋（はもん）と呼ばれる特殊（とくしゅ）な呼吸法（こきゅうほう）
光（ひかり）と闇（やみ）の戦（たたか）いが主人公が交代（こうたい）しながら奇妙に続いていくホラーバトルマンガ。
鬼滅作者の吾峠先生もファンと言われていて、ジョジョを読んでいると作中での様々（さまざま）なシーンが影響（えいきょう）を受けていることがわかります。
長く続いているのでコミックスも100巻以上ですが、鬼滅に影響を与えたシリーズだけ見たい方は文庫版（ぶんこばん）で1・2・3部をチェックすると良いかもしれません。
逆にそんなに長いのは読めないよ、という方はアニメが第5部まで制作されているのでそちらをチェックすると良いでしょう。
マンガでどうしても見逃（みのが）されたミスや説明不足（せつめいぶそく）なシーンが、アニメでは見事（みごと）に流れを壊（こわ）さないよう修正（しゅうせい）されていますよ。
また、こちらも「鋼の錬金術師」と同じく実写映画化されていますが、オススメはしません。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』コミックマーケット86公開PV
