★残念ながら打ち切りとなってしまった「火ノ丸相撲」川田先生の新作「アスミカケル」最終4巻が本日発売となりました。
「火ノ丸相撲」は「相撲」という少年マンガには不向きさテーマで人気を得た川田先生でしたが、今度は「格闘技」で挑んだものの主人公の得意技が「関節技」と、やはり打撃が少年マンガの華になるのに対してどちらかといえば地味なテーマで挑んだためか敢え無く撃沈となりました。
でも作中での見せ方は物凄く良かったと思うのですが、やはり「ドラゴンボール」からの系譜で「殴り合い」の方がバトルとして映えるからあっという間に掲載順は下がり打ち切りとなりました。
最終4巻には描き下ろしEPが49ページも収録されていますが、このところ話題になったジャンプ打切り作品は単行本描き下ろしはジャンプ＋で無料公開されたりするのですけど、川田先生は連載経験者だからかジャンプ＋での掲載は無し・・
テーマは凄く良かったんですけどねぇ・・やはり組技で少年マンガ的に映えないのと、「ヤングケアラー」要素がリアルで暗く見えたのが原因かな？
まぁまだ最終回のアオリ文で「新作にご期待ください」と書かれているので、これで終わりではないから次回作を待ちつつ「アスミカケル」を読み直す事と致しましょう。
