今週のジャンプ感想 2023年49号  の巻

表紙&巻頭 :「SAKAMOTO DAYS

Cカラー   :「カグラバチ」「逃げ上手の若君」

読切    :「Dr.STONE

最終回   :「一ノ瀬家の大罪」

休載    :「僕のヒーローアカデミア」「ウィッチウォッチ」

今週は「僕のヒーローアカデミア」と「ウィッチウオッチ」が休載でしたが、「ウィッチウォッチ」の休載にしばらく気が付かなかった、ジャンプ読者としての自分を殴ってやりたい。

ワンピース

村の老人の体の不調を取り出し、その不調を消すために自らを犠牲にして受けるくま。

年よりの体の不調も村人全員となると強烈になるのですね。

これ分割して個別で受けた方がダメージは低いのではなかろうか?最終的に同じにはなるだろうけど。

ジニーから結婚しようと告白されたくまですが、自らの過去をジニーにも背負わせるのはさせたくない為にのらりくらりと躱すのですが・・

これジニーがボニーの母親なのは間違いないとして、ひょっとして父親はくまでなく別の人物の可能性も出てくる?

くま達が住むソルベ王国は国王の圧政により酷い有様でした。

政治に反対したくまは牢獄に捕らえられますが、ドラゴンとイワンコフの手により救い出され、ここより革命軍がスタートしたのでした。

ジニーが攫われましたが、妊娠してる感じではないし助け出してからくまと結婚するのかな?それとも助け出したら天竜人の子を身ごもっていてそれがボニーとか?

呪術廻戦

自らの過去と向き合う高羽。

やっぱりネタの感じからも売れる芸人の客に好かれる要素よりも、嫌われる要素の方が強かったみたい。

コンビ中も悪い相方も、流石に売れない時代が続き笑いに対しても興味が無くなり等々解散を口にする。

何だかんだここまで付いて来てくれたのくれたことに関しては、良い相方だったのかも?

分析はものすごくちゃんと出来てるんですよね。

そして何気に高羽の住んでいるアパートは、オードリー春日さんが昔住んでいたむつみ荘がモデルですね。

そしてTVで観てるC-1(リアルで言うⅯ-1)もオードリーですし。

自分はコンビ別れしてしまったけど、オードリーのネタは仲悪いと思わせて実は仲が良いで落とすネタなので、それに対しての「いいなぁ」なのでしょうね。

ふざけて笑いを取り出した小学生の頃の自分と向き合う高羽。

そう、やっている事が面白いか面白くないかが需要で、その笑いを楽しんでいる人にとっては高羽がなぜ笑いを取りに行っているのかの理由は関係ないのですよね。

自分でも自身の笑いが面白くない独りよがりなのはわかっているんですよね。

でもそれを客の所為にして、自分の身を守るのは間違いだと自ら認め涙する高羽。

それに気づいた彼の取った行動は・・

羂索に対して全力の土下座と謝罪でした。

この土下座の長方形は「ジョジョの奇妙な冒険」七部の黄金長方形ですね。

というか羂索が思ってもみない事を心の中で呟いているのって、悠仁が脹相に対して無意識に行ってた存在しない記憶みたいな奴かな?

ひょっとして高羽の術式が覚醒しだしてる?

こちらがジョジョ七部より黄金長方形。

そして土下座に魅入る羂索の台詞は「HUNTER×HUNTER」のビスケの台詞が元ネタ。

自信と向き合い羂索に対して「胃袋を吐くまで笑わせる」と宣言した高羽。

これ術式「超人」が決まれば本当に羂索は胃袋吐き出すんでしょうか?

果たして高羽の「笑い」は羂索に通用するのでしょうか!?

逃げ上手の若君

相変わらず見下しが酷い南部さんですが、そのうち読者が良い奴と見れる日が来るのでしょうか?

今の所、南部と名がつく地域は全部自分の土地とか言い出しそうなくらい嫌な奴にしか見えませんが。

次回より「逃げ若ダークネス」が始まるよ。

これは薄い本が熱くなるな!!楽しみしかない。

僕とロボコ

侵略者の正体は別の世界線から来たロボコでしたが、果たして彼女の居た世界線とはどんなジャンルだったのか!!

三話で打ち切りになってしまった世界線で、ジャンルはギャグマンガでこの世界のロボコと紙一重の存在でした。

オリジナルのこの作品も、今でこそギャグマンガの看板になっていますが、連載開始当初は打ち切り候補とネットで囁かれていましたからねぇ・・推してきた甲斐がありますよ。

そもそもの打ち切りの理由が、ロボコの独り善がりによる自業自得でした。

打ち切りギャグの世界線でもガチゴリラは死んでたんですね。

そして火山に打ち上げられて考えるのをやめるまでの流れは「ジョジョの奇妙な冒険」第二部のラストが元ネタ。

こちらが元ネタ「考えるのをやめた」ですが、オリジナルのポーズとロボコのポーズはちゃんと同じになっていますね。

打ち切られた恨みをこじらせて他の世界線を侵略に来た訳ですが、何気にボンドくんの事を褒めてるのはいいですね。

他の世界線のロボコの膝を、「ワンピース」の海楼石よろしく膝楼石で封じた打ち切りロボコ。

膝推しキャラのロボコだけに、共通して膝を封じられると力が出なくなるんですね。

オリジナルロボコだけ鍛え方が違うので、膝楼石を砕き一対一の対決に。

打ち切りロボコは顔に傷とエプロンの色が違うので、さながら格闘ゲームの同キャラ戦みたいなものですね。

ぶつかり合うオリジナルロボコと打ち切りロボコ。

というかこのカットは完全に「NARUTO」よりナルト対サスケのぶつかり合いですね。

一瞬一コマ目と四コマ目で位置が入れ替わってるから完全じゃないのかな?と思いましたが、オリジナルも入れ替わってました。

戦いの果てに打ち切りロボコを許したオリジナルロボコ。

もう説明不要ですがこのカットは「ワンピース」の頂上決戦での白ひげのパロディですね。

かくして侵略を防ぎ各々の世界線へと帰っていくロボコ達。

たしかにラブコメロボコは帰らないで欲しい。

しかし一度マルチバースを出したので、今度は逆にオリジナルロボコ達がそれぞれの世界線を旅するネタも出来そうですよね。

他の世界線ロボコからたくさんのことを学んだというロボコでしたが、一番学んではいけない打ち切りロボコから乗っ取りを学んで五億部ロボコからボコボコにされたとさ、めでたしめでたし。