「願いのアストロ」連載開始と「ツーオンアイス」最終回の明暗 の巻

「東京卍リベンジャーズ」の和久井先生の新連載が今週のジャンプにて連載開始しましたが、がっつり任侠ものになるのかと思いきや、「異能バトル×任侠」で「アヤシモン」を思い出してしまう不安感。

 もっと極道の黒々とした部分を表に出した作品かとも思いましたが、ちょっと「ワンピース」を彷彿させる1話目でしたね。

主人公は超大物極道の息子で侠客に憧れてはいるけど、ちゃんと倫理観は持ち合わせているので好感が持てましたね。

ちゃんと先々を計算したうえで行動できる知性も持ち合わせていて、ジャンプバトルマンガの主人公には少ないタイプですね。

 異能バトル物としては面白そうなのですが、折角「極道」という舞台設定で始めたのに初回からそれが壊れてしまうのは如何なのかとは思いました。

 まだ初回なのであーだこーだ言い過ぎるのも良くないですが、「北斗の拳」みたいな世界になっちゃうのかしら?

 あ、個人的に言いたいのですが、和久井先生の作品は「東京卍リベンジャーズ」に連載デビューの「新宿スワン」が有名ですが、「Abaddon」に「セキセイインコ」「デザートイーグル」も忘れないで欲しい

 

「ツーオンアイス」打ち切り最終回で次は「累々戦記」か?

アイススケートという競技を題材にジャンプに連載を開始した作品で、序盤こそ注目をされたもののやはり異能バトル物が根強いジャンプでは話題にならず苦戦を強いられるといいますかあっという間に掲載順は下位になり、ジャンプお決まりの打ち切りコース

へと滑り込んでしまいました。

打ち切り最終回ということと思われるので、ヘイトを溜める役のキャラに何の罰もないまま終わったのは残念で仕方ない。

 しかしながらジャンプでは単行本での描きおろしEPで描き切れなかった部分を補完できるので、少しだけ救われたのかしら?

 

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