ジャンプ+の読み切り「PRESENT」は、舞台設定をガン無視した惜しいと思える作品 の巻

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本日ジャンプ+で開された吉田はく先生の読み切り「PRESENT」ですが、折角「14歳以下は罪に問われない」という設定からスタートしてるのに、主人公と教育係との交流がメインに据え過ぎて物足りなかった。

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 望んでないとはいえギャングの仲間になり、実際にそうなのかは置いておいて「14歳以下は罪に問われない」という設定(調べたらメキシコでは本当に罪に問われないようです)が興味を引いたのに、そういう手を汚す描写が一切なくて本当にギャングの下で働いてるのかなぁ?と疑問に思える感じでした。

折角ギャングの仲間になってるのに、まったく汚れ仕事をせず卒業したとは思えず、たんに作中のギャングが善行組織になってしまっているのが勿体無い。

 なんかモヤモヤするのは、洋画風にしてるのに萌芽の義理人情みたいな良い話にしすぎてるのがすっきりしない所なんだろうな。