今週のジャンプ感想 2023年32号  の巻

表紙&巻頭 :「僕とロボコ」

Cカラー   :「あかね噺」「アンデッドアンラック」

休載    :「ワンピース」

読切    :「こち亀

付録    :『「ワンピース」三兄弟の切れない絆』シール

3号連続ジャンプ特製QUOカード5000名プレゼント第1弾

今週久しぶりに「こち亀」がジャンプに帰ってきて、更にリミックス版も8月からの3号分に新作が掲載されるそうで、これは202巻の発売も近年中にあるかもしれませんね。

僕とロボコ

連載1周年では表紙も貰えませんでしたが、着実に人気を積み重ね2・3周年にはちゃんと表紙も巻頭Cも貰えるようになりましたね、感無量です。

ロボコに運んでもらってモツオの元へやってきたボンドとガチゴリラ。

親友の二人にはモツオの嘘もお見通しだった様です。

気づいてなかったようでした、でも結果オーライ。

そしててっきりロボコの予想した通りだと思ったのですが、違うの?

あー、そっちか。

遠距離の恋人通しと同じようなものですね。

 

少し前は「親友」と口にすることを恥ずかしがっていましたが、今だと胸を張って言えますよね。

前回が完全にシリアス重視のドラマ作りだっただけに、いい感じでギャグをはさんできますね。

ガチゴリラが何かしようとすると、ロボコにひどい目にあわされるのは最早様式美。

お父さんの言う事も分からなくはないけど、少年時代の子供同士での経験は精神性に影響してくるから、一概に悪いこととも言えない。

かくして日本へ帰国してきたモツオ。

そして彼の家族はどうなったかというと・・

モツオパパは計画をすべて白紙にし、会社経営から退き一般人と同じ生活を始めることになりました。

そしてYouTuberに転身して一緒に過ごす時間が増えましたけど、モツオの家に居たほかのOMとかはどうなったんでしょうか?

今後はモツオパパの出番も増えるかな?金持ちから一般人になったから、その辺のズレをネタにした回とか、生活の為働くネタとかあるかもしれないな。

僕のヒーローアカデミア

ヴィラン連合に入っても、自らを偽らず生きる事を決めたトガちゃん。

そして自分の尺度で「幸・不幸」を決めてくるのは確かにエゴの押し付けでしかないですね。

そしてそのエゴイズムを押し付けられてきたことで、受ける「可哀そう」は「怒り」を生み膨大な量となり「殺意」に変わったのでしょう。

レポーターの台詞から、この世の終わり感が犇々と伝わってきますね。

本来ならば交わらなかった二人が、切っ掛けと出会った時の状況で認識し合ったかのような描写がいいですね。

トガちゃんを見たレポーターが、「少女たった一人の気持ちで~」と言っていましたが、ここからはお茶子にたいして「少女たった一人の気持ちで世界が救われる」んですよ!!

呪術廻戦

小さい領域にしたのは、封印されていた経験が生かされた結果なのですね。

小型の領域は破壊されてはしまいましたが、お互いの攻撃は同時で宿儺にちゃんとダメージが通っていました。

術式の修復を見せてしまったから、宿儺も修復してくる可能性は高いんですよね。

五条先生有利に傾いても、宿儺がそれを学習し上回ってきてジリ貧になってきている気がする。

 そしてよく「HUNTER×HUNTER」と似てると言われますが、なんだかメルエムvsネテロ会長戦を思い出して不安になってる。

因みにメルエム(宿儺)、ネテロ会長(五条先生)って感じ。

逃げ上手の若君

隠遁生活の若の隠れ家に、ボロを纏いながらも身体から滲み出る高貴さは隠し切れない謎の人物が若を待っていました。

帝からの書状を持ってきたというので、早速拝見しようと思ったら身分の低い者が帝に手紙を出したことで一喝されてしまいます。

更には謝罪の言葉を復唱することに。

というかこれはそういうプレイじゃない・・です・・よね?

手紙を持ってきたのは大将軍 北畠顕家その人でした。

正体を明かしたところで、忠誠心を確かめるために再び謝罪の台詞を復唱させられることになりました。

眼前に矢を突き付けられて謝罪の言葉を復唱ですが、ド変態稚児にそんなプレイはご褒美でしかないぜ!!

覚悟を確かめるならば、自らを射て下さいと願い出た若に対して、一切の躊躇なく弓を放った北畠さまですが、その威力は大木三本を貫き破壊する程の神の力!!

時行の覚悟と胆力を見た北畠さまは、帰参を許し自らの指揮下へ逃若党を組み込むのでした。