今週のジャンプ感想 2023年43号  の巻

表紙&巻頭 :「ツーオンアイス」逸茂エルク

Cカラー   :「カグラバチ」「鵺の陰陽師」「夜桜さんちの大作戦」

もう先週からネタバレでネット界隈では五条先生の話題で持ち切りでしたが、同じように「僕のヒーローアカデミア」でも主人公の師匠ポジションのオールマイトが大・大・大ピンチでこっちも同じ憂き目にあうと読者の心労は限界突破しそう。

ワンピース

ゾロさんと絶賛一騎打ち中のルッチですが、セラフィムにも苦戦してたのを見せていて黄猿が来たからか、めちゃくちゃ強気に出てるの凄く格好悪いというか、虎の威を借る狐感が物凄い。

光を球体かしたのを拡散して、それを利用し多重分身した黄猿

普通なら只の分身でかく乱程度なのですが、多分マンガやアニメでよくある質量をもった分身なのでしょう?

孤立してしまったボニーを助けるため、ベガパンク自らが救出に向かいますが「あんな幼い子」というセリフから、やっぱり海でルフィたちが助けた姿が本当のボニーの姿なの?だから食事の時とかちょっと子供っぽいのかな?

アトラスがパシフィスタに再度命令をしますが、五老星の方が命令では上だし、この命令でパシフィスタはベガパンクを狙うとか自爆するとかの仕込みは行われてそう。

でもハンコックのパシフィスタが助けてくれる可能性はあるなぁ。

僕のヒーローアカデミア

ステインがAFOの血を使って動けなくしたのも束の間、AFOは自身の血液を一挙に放出し、新たな抗原となった血液を新たに取り込みステインの個性を打ち消した。

ただひたすらにオールマイトを信奉したステイン、散る・・

「英雄が何たるかは、全部おまえが教えてくれた」というセリフはぐっとくるなぁ。

同じジャンプ作品で「呪術廻戦」は諦めともとれる走馬灯ですが、此方は諦めようとしてる自分を自分の妄想で奮い立たせるような限界でも立ち上がろうとする前を向いた走馬灯ですね。

かつて英雄と呼ばれた男が、身体はボロボロで立てなくなり、無様に這いつくばってもヒーローだった、いや今でもヒーローである為そして生徒や市民の為、何より自分自身の為最後までAFOと戦おうとする姿に、我々読者は涙を禁じ得ない。

呪術廻戦

本誌より先にもうネタバレが出回ってたので、知ってしまいましたがこれ完全に走馬灯じゃないですか。

結局五条先生でも宿儺に愛を教えることは叶わなかったか・・

絶対的強者が全力を出して戦えて「楽しかった」のは何よりですが、残された生徒の事もう少し考えてあげてください。

夜蛾さんが五条先生の妄想?走馬灯?でもまた見れてうれしい。

そして昔ながらのやり取りで楽しんでる二人もまた・・

何気に伏黒パパも隅っこでいますね。

そして走馬灯からスーパー現実タイム!!

更に、

胴体真っ二つでやられるとか、およそ最強のキャラだった五条先生には似つかわしくない最期ッ!!

でも宿儺に認められて五条先生もまだ残った意識で笑顔で旅立てましたね。

五条先生の敗北の悲しみに浸る間もなく、鹿紫雲さんが飛び出しましたが、何気に二コマ目のナレーションで隠れてますけど、五条先生の頭潰されてるっぽいですね。

微かな意識とかで術式反転も出来ないように徹底的に潰したのか・・

ネットではまだ五条先生が生き返る可能性を押してる人がいますが、これは可能性亡くなったなぁ・・

逃げ上手の若君

その武装からやはり踊るように戦うので、今まで退治したことのない敵とその攻撃で長尾も苦戦を強いられる。

あまりに激しい動きと思い武装で速攻にバテバテのシイナさん。

ここだけ見るともすっごいエロスですね。

それもそのはず自身の趣味でデカい武装を選んで装備したからでした。

今後は素早さと攻撃を考慮したのに作り変えられるのでしょうね。

ゲンバ達だけではどうしても救出できないと考えたので、北畠に思案してもらう事に。

巨木をも貫いた北畠の弓で叔父上の吊るされていた柱を圧し折り、そしてその上にゲンバ達が乗り三人の重みでさながらジェットコースターのように階段を滑り降りて救出&脱出!!

これで叔父上も救出し感動の再会となりましたが、懐かしむのは後にしてまずは目の前の敵を討ち取りましょうぞ!!

僕とロボコ

運動会シーズン真っただ中、バミューダ小学校も運動会の真っ最中でボンドくんたち紅組は白組に僅差で負けていました。

別にそれほど勝敗にこだわらないガチゴリラにモツオでしたが、

あくまでもロボコ経由の噂ですが、勝てば女子から膝枕のご褒美がっ!!

少年は大人になりその魂は烈火のごとく熱く燃え上がる!!

全ては女子の膝枕の為に。

最強のガチゴリラを騎馬に、敵を蹴散した所に女子の黄色い声援で得意になるボンドくんですが、どうやらその対象はボンドくんではなく、

シュンくん千鶴くんのイケメンコンビに贈られたものでした。

悔しいけど仲間だし頑張ってるし、そこは我慢しよう。

そんなシュン&千鶴コンビもギャグマンガお約束の、こういう時だけ登場するメチャクチャ体格とか無視したキャラの交換留学生ミッシェルに蹴散らされてしまいました。

今度はボンドくんたちと対決ですが、最強小学生ガチゴリラにミッシェルの攻撃はまるで富士山を動かそうとする位微動だにしないのでした。

因みにこのニヤりとするガチゴリラは、「ワンピース」初期の頃の殴られて効かないルフィのパロですね。

折角ガチゴリラのお陰で騎馬が崩れなくても、相手が大きすぎてボンドくんでは防止まで手が届きません。

そうこうしてる間に、相手の作戦でガチゴリラの気をそらされその隙を狙ってみっしえるの攻撃で騎馬が崩れてしまいました、万事休すか?

騎馬は崩れても、乗っている人間が地面に付かなければ負けとはならないので、モツオの呼びかけにボンドくんが反応!!

モツオと足を合わせて、モツオが蹴り上げボンドくんはジャンプし通常の倍跳躍します。

これはジャンプの名作「キャプテン翼」より、立花兄弟のスカイラブハリケーンですね。

そしてなぜかロボコのオーラを纏って突撃するボンドくん。

見事帽子を奪ったのでした。

これは最早説明不要でしょうが、「ドラゴンボール」でピッコロ大魔王を倒した時のパロディですね。

かくして紅組は勝利を収めたのですが、ボンドくんは疲れて眠ってしまいました。

散々擦られてますが、倒れるボンドくんは「ドラゴンボール」よりサイバイマンにやられたヤムチャのパロディですね。

勝利のご褒美として膝枕をされたボンドくんでしたが、その膝の硬さに駐車場で寝てるのかと錯覚し飛び起きると・・

膝枕していたのはロボコだったという、綺麗に落ちが付いたところで今回はこれにて。