ジャンプ+の読切「からくりトミノ」から感じる手塚・石森リスペクト の巻

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ジャンプ+で公開された永井ひろね先生の読切「からくりトミノ」が面白かった。

絵柄から物凄くマンガの先人リスペクトを感じてしょうがないです。

 

shonenjumpplus.com

 絵柄がなんとなく手塚先生の「ブラックジャック」初期から中期頃の雰囲気を感じさせ、主人公が人間でないというのは同じく手塚作品の「どろろ」を彷彿とさせますし、捕り物でコンビ感は石森先生の「佐武と市」の空気を感じさせてくれました。

 要所要所に往年のマンガ家リスペクトが感じられながらも、バトルシーンは現代っぽさもありややベタながらも主人公のトミノと恭太郎には好感が持てますし、もう少し読切を重ねてから連載しても良いのではないかと思いましたよ。

 何にしても永井ひろね先生の次回作に期待しかない!!