17回目のジャンプ金未来杯スタートも、だいぶ印象が薄くなった感じ の巻

今年で17回目を迎えるジャンプ金未来杯が始まりましたが、コロナ渦で「鬼滅の刃」の爆発的ヒットからマンガが再注目され連載中の人気作や、アニメ化される作品にばかり注目が集まってしまい新人発掘の金未来杯はなんとなく存在意義が薄くなってる気がする。

金未来杯は割と最初の作品が連載になりやすい傾向で、今回の「ほうきの狩人」は話はまぁ良く出来てたし構成も良かったとは思いますが、なんとなくキャラクターが全体的に幼い雰囲気を受けましたね。

 主人公やヒロインはそれでも良かったですが、悪役はもっと悪そうにして欲しかったなぁ・・

 

 それにしても過去に「べるぜバブ」が受賞して以降は、金未来杯受賞者は連載を獲得してもことごとく打切りの短期連載が多い感じなのですよね。

 最近だと「仄見える少年」や「レッドフード」とか・・

近年のジャンプは「鬼滅の刃」のアニメヒット以降、どちらかといえばアニメ化を重視してる印象が強く若干新人発掘する方向をおざなりにしてる印象すら受けます。

 まぁ新人はWebのジャンプ+の方が注目される率が心持高い気がしますし、出版不況と言われる時代ですから、新人を人気作&看板に時間をかけるよりも人気作&話題作を盛り上げた方が早いというのも分からなくはない。

 でもマンガ家を目指すものとしては「ジャンプ連載」という目標は輝いていると思うので、アニメ化を推すのも必要ですが「新人発掘も力を入れてるよ」というのを見せて欲しいとは思いますね。