ジャンプ+「死なず八一の一生」は不死者の生まれた瞬間が気になりすぎる の巻

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ジャンプ+で公開された真島扉先生の読切「死なずの八一の一生」ですが、主人公の出生が気になりすぎるのはリアリティ成分が足りないからか?

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大体のマンガでは基本設定を「まぁ、こういうもの」と飲み込んで読み進めるのですが、正直な所絵の描写力がやや足りないような気がして、話よりも設定の作りこみの拙さが気になって入り込めませんでした。

 主人公は300年以上生きた不死者なのに、まったく読み書きができないのも気になるし、そもそも生まれながらに年を取らないという設定ですが、青年の姿なのは一定年を得てから年を取らなくなってるのか?そこら辺が曖昧で本筋に集中できないのですよね。

 「青年と少女」というシチュエーションでやりたかったのは分かりますが、どうしても主人公の作りこみの甘さが気になってなぁ・・というか読み書きも出来ないのならば、青年よりも女の子よりも年下に見える子供の姿の方が良かったのではないでしょうかね?

 設定は良かったけど作りこみの甘さと画力が伴ってない気がして、非常に残念でした。